君の代わりに



あれは悪戯 風の森
白羽根追って 迷い込んだ

彼女は儚い 夢みたい
滲む音色 胸に 刺さって

君の代わりに 抱きしめる
落としていった歌を
口にしたら 消えてしまうから
天使の君 背にしたまま


それは始まり 荊の道
傷跡付けて 頷くけれど

私は汚い 愛せない
ならせめて そっと 歌わせて

君の代わりに 抱きしめる
落とされ知った身体
私には 羽根がないから
静む街 歩いていく


君が君じゃなく
私が私でなければ...


君の代わりに 抱きしめる
敵わない空を
それでいいから 側にいたい
刺さったまま